回収されない郵便受

プログラミングしたりしなかったりする人の頭の整理に使ったり知識の共有のための書きだめ

ポケモンSVの金策のために連射コントローラーを買うのが嫌だった話

こんにちは。ぽすとと申します。 皆様、ポケモンSV、やっておられるでしょうか?私はスカーレットのほうをプレイしています。

ポケモン自体は随分と離れていたのですが、2021年に発売されたポケモンDPのリメイク版、2022年に発売されたポケモンアルセウスをプレイしたというのもあり、新作ポケモンもやろっかな、となった次第です。

今作はソフト的な不具合が多く目立っており、ソフト品質的な面でいろいろと心配されているところですが、それをものともしないストーリーや音楽の良さがあり、個人的には大満足しています。

ポケモン同士がめり込んだりする面白おかしい状況もある種楽しんでおります

周りの協力も得ながら図鑑完成までしっかりやりきれました
そんなポケモンSVを楽しむにあたって、試したことがあり、その結果もある程度でてきたのでそちらをまとめていこうと思います。

ポケモンSVはお金がものをいう

今作はいろいろな遊び方ができるので、対戦をしたりポケモンを愛でたり、自由度がとにかく高いです。プレイスタイルも十人十色だと思います。

私自身は図鑑埋めをした後はまったりと色違いポケモンを集めたり、先駆者の皆様の育成を倣って努力値振りをしたりレイドを楽しんでいたりします。

そんな今作ですが、何をするにせよ何かとお金が必要になってきます。

お金の使い道は多岐にわたります。努力値振りをするためのリゾチウムタウリンといったアイテムは1個9,800円ですが、これをポケモン1匹 モンスターボールなどを買うにはそんなに困らないのですが、ムーンボールやレベルボールなどといったいわゆるオシャボ。こいつらがまあ高いです。 マリナードタウンのせりで購入しようとすると、運が良ければ200,000円前後で買えるのですが、そうでないときがあったり(むしろそちらのほうが大多数)。 クリア後のポケモンを全力で楽しむためには、何をするにもお金が必要です。現実と同じですね

学校最強大会を自動で勝ち抜いてお金を集めよう

お金を効率よく集める方法自体は先駆者の皆様がすでに開拓しておりまして、現段階での金策の答えは「学校最強大会を夢特性ニンフィアを使って回し続ける」(ハバタクカミを使うやり方もあり)です。

ニンフィア夢特性である「フェアリースキン」は、通常技を1.2倍にしたうえでフェアリータイプの技として扱うことができるため、威力もなかなかあるハイパーボイスをひたすら打つことで学校最強大会をAボタン連打のみで突破し続けることができます。

学校最強大会を勝ち抜くためには、ニンフィアに対して適切な努力値振りをするだけでなく、ぎんのおうかんや個体値厳選などを行って攻撃を除くパラメータをさいこうにする、とくせいパッチ等で夢特性に変更する、といった手間は必要になります。

この作業だけでもそこそこ大変かなとは思いますが、このニンフィアを一回用意してしまえばお金をひたすら稼ぎ続けてくれるので、最優先で作るべき個体であると言えそうです。

具体的な金策効率や育て方についてはすでにたくさんの方が検証されているので、こちらの動画などを参考ください。


www.youtube.com

連射コン?今後も使うのか?

参考動画にある通り、Aボタン連打でお金を自動で集めることができますので、寝ている間にこの方法を利用することで効率よくポケモンライフを楽しむことができます。 動画の中で紹介されていた連射コントローラーについては、様々な種類が発売されていますね。現状Switchで動かすことができるものの代表としてはこちらになると思います。

こちらを購入して接続、設定を行ってAボタン連打を行えば、金策を回すことができます。 もちろん、それでよいのです。よいのですが...

「え、わざわざ連射コンをこのためだけに買うの...?」

正直なところ、連射コントローラーを買うということ自体に疑問を持ってしまいました。 今後もほかのゲームで連射コントローラーを使うことが見込めるようであればよいのですが、本当に今後も使うのか?という点は個人的にはNOとぼんやりと思っていました。正直このためだけにお金を落とすのはなんか嫌でした。

となると、連射コン買わない、ということになるので、しばらくの間、日々自分の手でAボタンを連打してお金集めをしていたのでした。

最初のほうはそれでもいいかと思ってぼーっとしながらボタンを連打する作業に勤しんでいました。 ですが、ほかにやりたいこともいっぱいあるのにできない。でもボタンは連打しないといけない。

そんなことを思いながらボタンを押していたのですが、気づいたら作業中に寝落ち。お金は集まらないし時間は無駄になる。こんなんじゃポケモンを楽しむ以前の問題じゃん、となりまして、やっぱり連射コントローラーは必要だよね、と考えを改めたのでした。

Raspberry Pi Picoで疑似連射コンつくった

そうは言いつつもお金はあまりかけたくないというのが正直なところです。 となると、可能な限り低コストに連射コントローラーを手に入れるということになります。(既製品を用いることができればそれでよいのですが)

ちょっと考えましたが、今回は自分のできることを最小限やりつつ実現しよう、というスタンスの元、よくあるマイコンを使って連射コントローラーを作ろう、と至りました。

用いるマイコンRaspberry Pi Pico (店頭購入時 880円前後)です。連射コントローラの半額程度で済みます。もっと安いマイコンがあるかもですが、簡単に開発もどきができそうなものを選びました。

マイコンだけ購入してもどうにもならないため、こちらのRaspberry Pi Picoを用いたゲームコントローラーを作るProjectのコードをちょい変します。C/C++ですのでPythonほどではないにせよ、比較的わかりやすいコードかなと思っています。

github.com

変更箇所はたったこれだけです。(数行程度の変更ですのでコードは公開しなくてもよいと思っています)

  1. 起動時のボタン入力状態によるXInput, Switch, HIDの設定を行う部分を強制的にSwitchモードに変更

  2. 1000 Hz程度で行っている、GPIO入力を監視してButton Maskを更新する部分に、100 ms程度に1回程度SwitchのAボタン入力されているようなフラグを立て、Aボタンをあたかも一定間隔で連打しているかのように出力を変更

この変更を行ったコードをbuildしてRaspbbery Pi PicoのFWを作成、Picoに焼きこめば終わりになります。大したプログラミングではないので開発環境さえできてしまえば、実際の実装自体は時間もかからず行うことができました。

実際にこちらのFWを作成した直後に動作確認を行った動画がこちらになります。


www.youtube.com

期待通りの動作をしており、十分に使えそうです。

この実験の後、SwitchのDockにこちらのマイコンを差し込んで動作を見たところ、Dockから画面出力を行わずともA連打動作をしていました。 これで、Aボタンを無心で連打する作業からは解放されたのでした。寝落ちや寝不足とはおさらばで、ポケモンライフを楽しむことができます。

おわりに

ポケモンSVの金策のために、連射コントローラーを買うのが嫌だったため、よくあるマイコンを用いて安く連射コントローラーもどきを作った、というお話でした。お金も連射コントローラーを買うよりは安く済ませることができました。

ちょっとしたことを解決する手段としてはやや大げさだったかもしれませんが、個人的にはマイコンのことが少し好きになれる経験でした。

仕事以外ではあまりプログラミングしたくないなぁと思っていたのですが、こういった自分の生活に直接役立たせることができたため、もう少し前向きに取り組んでもよさそうです。

お久しぶりです

お、お久しぶりです...ぽすとです。

随分と昔に作成したこのブログ、記憶の片隅にも残っておらず長い間完全放置をしておりました...

ここ数年いろいろあったのですが、スマホを買い替えTwitterのアカウント整理を行った中で、このブログに紐づけしていたアカウントを見つけまして。

登録していたメアドも現在でもつかっているものだったので無事にログインしなおし、このブログのことを思い出すことができました。

今更このブログのことを思い出してくれる人がいるのか(おい)というのはさておき、ほんの少しだけ自分のアウトプットを増やそうという気持ちがでてきたので、このブログの記事をほんの少しずつでも増やしていこうかなと思います。

また、当初の目標に掲げていた「技術ネタを書く」というところに囚われると続かなくなってしまいそうなので、日常ネタが入ることをお許しいただければと思います。

※ちなみにですが、唯一まともに書いていた記事が身バレしそうな内容だったため、誠に勝手ではございますが非公開にさせていただきました。ご了承も何もないですが、過去にこのブログを見てくださった方のために念のためご連絡いたします。

はじめまして(?)

初めましての方は初めまして。どこかで見たことあると思った方はお久しぶりです。ぽすとと申します。

色々やっている中で、どこかに書き残しておいた方がいいなと思うことがあったら書き残しておこうと思います。ネタがなければ書くこともないので、他の方と比べると更新頻度は少なめかと思います。

たまに見ていただければ嬉しいです。

では、よろしくお願いします!